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ボドゲプレイヤーたちへの「のびのびTRPG」の紹介

はじめに

この記事はボドゲ紹介02 Advent Calendar 2016の18日目の記事です。投稿日がおそらく19日になっているかと思いますが、プライベートでゴタゴタしたためであり、閲覧者の端末に何かしらの異常があるわけではありません(遅れてごめんなさい)。

気軽にTRPGを楽しめるカードゲーム「のびのびTRPG」

最初にとってもイカす公式サイトへのリンクを貼っておく。

のびのびTRPG

現代においてはマイナなジャンルと言えなくもない TRPG について簡単に説明をしておく。 TPRG というのは紙と鉛筆、サイコロなど(それに準ずるもの)を使って、ルールブックに書かれたルール(制約)の中で対話しながら進めていく RPG だ。多くの TRPG はルールとともに世界観がある程度描かれており、その世界観の中で「ゲームマスター」が用意したシナリオを進めていく形式をとっている。ゲームマスターはストーリーを用意したり、プレイヤーの動きを(ルールにあわせて)判定する役割のプレイヤーである。他のプレイヤーはゲームマスターの用意したシナリオを進めていくためのキャラクタを用意して、そのキャラクタを動かすことでロールプレイングする。

読んでいて「複雑そうだな」とか「面倒そうだな」という感想を持たれる方も少なくないだろう。 TRPG は楽しいけれど、準備がそれなりに大変だったりするのだ。今回紹介する「のびのびTRPG」は先に説明したような TRPG と違い、初心者でも簡単に楽しむことができる、まさに入門の入門という言葉が似合うゲームとなっている。

やることは簡単、カードを引いて隣のプレイヤーが解決するだけ

「のびのびTRPG」には固定のゲームマスターは存在しない。プレイヤーが順番にゲームマスターの役を交代して行うのだ。ゲームマスターといっても、このゲームにおいては難しい知識などは求められない。山札のカードを1枚引いて、カードの内容によっては成否を判定するだけだ(この判定はゲームマスターの独断と偏見でかまわない)。

ゲームマスターの隣(次)のプレイヤーは、ゲームマスターが山札から引いたカードに書かれている内容を解決する。解決方法には2種類あり、カードに達成すべき数値が書かれていれば、サイコロを転がすだけで良い。そのプレイヤーが担当している(プレイしている)キャラクタのステータスとサイコロを転がして得た数値によって、目標数値に到達したかどうかが決まる。結果は誰が見ても一目瞭然だ。

達成すべき数値が書かれていないカードであれば、プレイヤーは即興でロールプレイをすることになる。たとえば「仲間たちを奮い立たせる」といったことが要求されるので、自分なりにそれを演じてみれば良いのだ。その演技が一般的に良かったかどうかはなんの意味ももたない。ただゲームマスターが OK を出せば成功なのだ(そして NG を出されれば、どんなに良い演技でも失敗となる)。

道中で詰むことはない

実はプレイヤーが成功するか失敗するかは、ゲームクリアにはあまり大きく影響しない。というのは、成功しても失敗しても得るものがあるからだ。成功したら光カードを引き、失敗したら闇カードを引く。どちらが良いということはなく、どちらにも自分たちを強化してくれるカードはあるし、「なんだこれは……」と思うようなカードもある。

ちなみにオンラインマニュアルには、光カードの説明に「いいかんじの特徴がつき、強くなる」と書かれており、闇カードの説明には「おかしな特徴がつき、おもしろくなる」と書かれており、必ずしもプレイヤーたちにマイナスの効果ではないこと(あと作者の説明のふわっとした感じ)が読みとれる。

のびのびTRPGオンラインマニュアル

ロープレは助け合いだ

ゲームマスターと問題を解決しようとしているプレイヤー以外の参加者たちが暇になるということはあまりない。プレイヤーが問題を解決しようとするとき、他のプレイヤーたちは各々のキャラクタのスキルや、それまでの冒険で得た光カード/闇カードを使ってプレイヤーを助けることができる。

それぞれのキャラクタには得手不得手があるし、物語を構築していく上でもキャラクタ同士の絡みは必須といえる。「のびのびTRPG」は非常に簡単化されたゲームシステムながら、 TRPG の楽しみに必要な機能をしっかり持っているのだ。

わかりやすいオチがある

プレイしていくと、最後にはクライマックスと呼ばれるボス戦のようなものがある。クライマックスカードという、最後に起きるイベントが書かれたカードが何枚かあり、その中の1つを引いて、その問題を全員で解決するのだ。クライマックスは皆でサイコロを振って合計を一定の数値以上にすればクリアできる。クリアできるかどうかはダイス運に左右されるが、クリアできなかったとしても物語はちゃんと終わるし特に問題はない。

カードに書かれていないことを妄想しよう

各種カードには様々なイベント、現象が描かれている。とはいえ、それだけでは骨でしかなく、肉付けはプレイヤーたちによって行わなければならない(必須ではないがその方が絶対に面白い)。何かを探す旅をしていたと思ったら、気がついたら借金取りに追われる生活をしていたりする。その間を面白く埋められると、爆笑必至のストーリーができあがったりする。

「のびのびTRPG」は、プレイの結果面白い物語が構築できればその話を肴に旨い酒が飲めるという、プレイ後の飲み会のことまで考えられた素晴らしいゲームなのだ。

2016-12-19 02:15:55.866418 JST

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