財布に求めるもの
財布に求めるもの
近年、「ミニマリスト」という言葉が流行ったりして、 小さい あるいは 薄い ことを売りにした財布などが出回っている。
僕はミニマリストではないが、出かける際に持ち歩く荷物を減らしたい、軽くしたいという欲求は持っていたので、いくつか試してみたりした。
その中で、財布に求めたい自分なりの条件というものが見えてきたのでここに記録しておく。
ジッパーはいらない
ジッパーが付いている財布というのはまあ、多い。
基本的には安全のため、ものによっては薄さのためについているケースもあるように見受けられる。
しかし、金銭やカードを出し入れする際にいちいち開けて閉じてをするのは非常に面倒である。
紙幣を折りたたみたくない
長財布が良い、という話ではない。
二つ折りあるいは三つ折りの財布自体は特に問題はない。
問題なのは、紙幣を格納するスペースの都合で、紙幣を折ってから入れることが求められるケースだ。
複数枚をまとめておると、1枚ずつ取り出すのがつらい。
取り出しやすさのために1枚ずつ折るのはもっとつらい。
薄くても広いのはダメ
薄さが魅力的な財布でも面積が広いと、ポケットによって入ったり入らなかったりする。
着る服の選択肢を減らしたくないので、広さも重要。
たとえば、一緒に持ち歩くスマートフォンの横幅よりも大幅に大きいのはつらい。
ベストはカードサイズのものだが、この手のものは薄さを犠牲にしている。
とはいえ薄さについては持ち運ぶカードの枚数に依存するところが大きいのと、そんなに極端に薄くなくてもよいと思っている。
行き着いた結果
いくつかの財布を試して、今メインで使っているのは SPEED WALLET という財布だ。
とりあえず最低限これとスマートフォンを持っていればある程度の外出はできる。
おそらく通勤を含む仕事も可能。
当然この財布に入らないものは存在して、それは別の財布(こちらもお気に入りのもの)に入れている。
そちらの財布は遠出するときなど、現金を多めに持ち歩きたかったり、関西に行くので EXIC や PiTaPa も持っていきたいときに使っている。
財布ひとつとっても、今の自分にとってしっくり来るものを選ぶのは簡単ではなかったし、今後僕自身の好みや生活のスタイルの変化によって、最適なものは変わっていく可能性が低くはない。
そう考えると、自分のスタイルの追求にはお金も時間もかかるけれど、これはとても充足感のある行為なので今後もちゃんとお金と時間を確保して続けていきたい。