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今年の目標、みたいなもの

2022-02-17

もう新年というにはだいぶ時が経ってしまって、目標の話をするには季節はずれといえるかもしれない。
が、そもそも僕は年始に目標を立てることに関心のない人間だし、年の変わり目を目標設定の良い機会だと思っていないのであまり関係はない。

ではなぜ今、目標の話をするのかというと、所属している組織での目標設定を行っていたからだ。
目標設定は難しい。案の定、今回も難航した。
所属組織における目標についてはここで詳細に言及したところで意味がないのでお茶を濁すことにするが、所属組織における目標を考えていく中で、自分自身の今現在の目標、やりたいことはなんだろうか、というものを考える機会を得たので、それについて少し記しておく。

端的にいえば、仕事におけるパフォーマンスを向上させるために、あるいは仕事以外の日常を充実させるために、成し遂げたいことは以下の3つだ、と思った。

  • ちゃんと寝てちゃんと起きる
  • 仕事用の机の上およびその周辺を整理整頓して綺麗に保つ
  • 日々の運動を増やす

これらが達成されれば、一日あたりの自分の生産性の平均値を向上させられると考えた。
その先に、仕事でのパフォーマンス向上や以前からやろうと思っていたあれこれへの挑戦などがあるのではないか、と考えている。
とはいえ、これを所属組織において求められている目標設定に転用することは当然できないので、そちらはそちらで仕事に関わる別の内容にした。

上記の3つは所属組織での目標設定について頭を悩ませる中で出てきたものだ。
所属組織の Slack にある分報チャネルでも「結局はこれに集約されるのでは」という気持ちを発言したりした。

しかし実際には、当然この3つだけが今現在の目標なわけではない。
というより、これら3つはいずれも本来の目標のための前段として達成されるべき事柄だ。

では今現在の自分が「これがやりたい」と思っている目標は何かというと、たぶん勉強なのではないか、と考えている。

この目標に至るにはいくつかのきっかけや最近の事情というものがある。

ここ数年、仕事における自分の役割がマネジメントに寄っているのだが、マネジメント業務を中心に仕事をしていく中で気になっていることがある。
それは、「自身が成長している気がしない」ということだ。
最近の仕事における自分は、過去の自分が培ってきた知識や経験、思考フレームワークなどに依存しているといえる。
それ自体は悪いことではないのだが、それだけでいると徐々に経年劣化していき、能力が及ばない状況にいつか必ずたどり着いてしまう。

また、これは仕事に限った話ではないが、アウトプットが格段に減っているのを感じている。
これはコロナ禍でオンライン化した勉強会に参加していないからだ、とかではなく、例えば事業のフェーズが進んでいっているはずの所属組織で利用している情報共有サービスに最近何も書いていなかったりする。
書くことがないのだ。

この2つの課題感は、おそらく同一の問題に起因している。
つまり、端的にいえば、 インプットが不足している のだ。

この状況に対して、昨年からやりたいと思っているのが読書で、実は気になる書籍を買ってはいる。
しかし、日常に忙殺される中で、これらの書籍はわかりやすく積まれてしまっているのが現状だ。
読書をしたい。
読んだ本に書かれている何かしらのエッセンスを自分の中で咀嚼して自分に変化をもたらしたい。
そうした気持ちだけをこじらせている。

ちなみに、積ん読が溜まっている現状を正しく認識できたのは、先に上げた3つの目標の1つである、机の上および周辺の整理整頓によるところが大きい。
買ったまま忘れていた書籍の存在を思い出したり、電子データを整理していく中で購入済みだが未読の電子書籍を思い出したり。

このような状況で新年を迎えたのだが、先月、ちょうどシーズンでもある大学入学共通テストのニュースに触れたのも大きなきっかけだった。

ニュースの内容としては、「共通テストの難易度が昨年までと比べて高く、全体的に平均点が悪化した」というものだった。
このニュースの話題で同僚と盛り上がった際に、「数学が難しかったらしい」という話を聞き、気まぐれに数学I・数学Aと数学II・数学Bの2つを見た。
どちらもそんなに難しそうには見えなかったので、ざっと一通り解いてみたが非常に難しいというほどには感じなかった。

ここで重要なのは共通テストの難易度ではなく、実際に解いてみたという事実だ。
このときとても久しぶりに、問題を解くことを楽しむことができた。
仕事ではどちらかといえば問題を発見することの方が大事だし、自らが解くべき問題についてもペーパーテストのようにわかりやすいものではない。
誤解を恐れずに言えば、数学の問題を解くことに、仕事では味わえない体験に気持ちよさを感じたのだ。

とはいっても、僕が数学の問題を解いて楽しむだけであれば、それはただの消費行動の一環であり、そこに生産性はない。
似たような経験をするためにできることって何かあるかなあ、と考える中で思いついたのが読書、そして資格試験だ。

今現在、仕事に活かせるかどうかを問わず、「これについて学びたいな」と思っている事柄がいくつかある。
これらを学ぶために本を読み、手を動かし、そして(今のところ具体的に取りたい資格があるわけではないが)機会があれば資格試験を受けてみると面白いかもしれない、とそう考えたのだ。

無駄に長く書いてしまったが、このような流れで、今は読書や勉強に対する欲求が高い状態にある。
おそらくここ2年くらいの自分に足りていなかったものだ。
趣味を楽しむように新しい知識・技術を身につけ、それが仕事や日常に活かせたならば、それは充実している、と言えるのではないだろうか。

2022-02-17T20:52:18.133179+09:00